読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

腸内細菌を増やす

腸内細菌を増やして身体を健康に。太る腸内細菌と太らない腸内細菌の差があることを知るとダイエットにも効果あり?今、腸内細菌が激熱なんです。あなたに合う腸内細菌を増やせば、自然とダイエット効果がある??

ミトコンドリアがすべてだ!

ミトコンドリアで全てが説明できる?

 

私たちの体に常在している無数の微生物(菌、ウイルス)には、
病気を引き起こす原因になるもののほか、
腸内の善玉菌(ビフィズス菌)のように、
体の調子を整え、
健康を維持するのに欠かせない存在も多くいます。

 

f:id:go-tokita:20161009095441j:plain


いや、
病気を引き起こす悪玉菌やウイルスにしても、
暴れる理由があるから暴れているだけで、
その原因は、
宿主である私たちが作っています。

 


要は、
悪玉菌たちは、
生き方のバランスが崩れていることを

病気になることで教えてくれている。。。

 

f:id:go-tokita:20161009095516j:plain

 

 

そう考えれば、
悪いものが存在することの意味も見えてくるでしょう。

 


私たちは

「自に見えない存在」

に助けられて生きているわけです。

 


でもそうは言っても、
病気や体調不良ばかりでは体が持たないのも事実。

 


やはり本来は、
そのつらい状態の対極にある

「心地よさ」や「快適さ」

を感じていくことが必要でしょう。

 


それには、
細胞が元気でなくてはなりません。

 


細胞が元気だということは、
栄養補給と酸素補給、
つまり「代謝」がうまくいっている状態だということ。

 


その「代謝」のカギを握るのが、
本章で取り上げる

「ミトコンドリア」

です。

 

f:id:go-tokita:20161009095714p:plain


ミトコンドリアとは、
細胞内に存在しているエネルギー製造工場。

 


だと考えてください。

 


この工場が働いてくれているから、
私たちはいま、
こうして生きている、
元気に活動することができるのです。

 


「食べること」と「呼吸すること」。

 


「生きるための土台」であるこの2つの働きは、
じつは。

 


ミトコンドリアの働きそのもの。

 


でもあるのです。

 

猛毒「酸素」をエネルギーに変えた「救世主」

酸素を取り入れて、
エネルギーに変える。

 

これが「呼吸」です。

 


いまでは多くの生物が呼吸をしますが、
酸素は、
その分子構造が非常に不安定であり、
周囲のほかの物質から電子を奪って

「酸化」

させてしまう働きがあります。

 


「酸化」とは、
生物にとって

「老化」や「死」を意昧します。

 

f:id:go-tokita:20161009100450j:plain

 


そう、
酸素は、
呼吸をおぼえる前の原始生物にとって、
恐ろしく有害な物質だったのです。

 


実際、
原始の地球は、
大気中の酸素濃度が圧倒的に低かったこともあり、
誕生した菌たちのほとんどは、
嫌気性菌(酸素を嫌う菌)だったと言われています。

 


そんな酸素が、
なぜ多くの生物にとって、
なくてはならないものになったのか?

 

 

きっかけは、
まだ原始の細胞が分裂を繰り返していただけの

20億年ほど前のこと。

 


太陽の光からエネルギーを生み出す

「光合成菌」が繁殖することで、
地球の大気中に、
彼らの排湘物である。

 


酸素。

 


が徐々に充満していき、
その結果、
多くの嫌気ひん性菌は、
生存の危機に瀕しました。

 


そこに登場したのが、
酸素をエネルギーとして好む

「好気性菌」です。

 


この好気性菌が繁殖する場所は酸素が少なくなるため、
酸化に苦しむ嫌気性細菌たちが集まるようになり、
やがて、
その好気性菌と同化するものまで現れました。

 


それはつまり、
「好気性菌に栄養を分け与える代わりに、
酸素処理を委託するという取引きが成立した」

ということでしょう。

 


ただ、
取引きと言っても、
成立しなくて困るのは、
宿主である菌たちのほうです。

 


酸素処理ができなければ生きていけませんから、
自分たちがせっせと取り込んだ栄養素を

たっぷり渡して厚遇したはずです。

 


なぜこう言えるかというと、
細胞内に棲みついた好気性菌たちは、
いつしか生物としての独立性を失い、
嫌気性細菌のlつの器官と化してしまったからです。

 


同化するくらいですから、
よっぽど居心地が良かったということでしょう。

 


もう、
お気づきですね。

 


この同化した器官こそ、
現在、
私たちヒトの細胞内にあるエネルギー製造工場、
ミトコンドリアだと考えられています。

 


ミトコンドリアは、
もとは外にいた。

 


生き物。

 


だったのです。

 

「代謝のいい人」「悪い人」


細胞内の2つの工場を使い分けよ!

 

ミトコンドリアとの共生が始まったとはいえ、
酸素の処理は決して容易なことではありません。

 


生き物を酸化させて、
死にいたらしめる猛毒を安全なエネルギーに代えるには、
かなり高度で複雑な技術が要求されます。

 


いったいどう処理しているのでしょう?

 

 

ポイントは、
水素と結びつくことで水に変化する酸素の性質です。

 


酸素を水素と結合させて、
水に変化させてしまえば、
もはや酸化の害を心配する必要はなくなります。

 


つまり、
ミトコンドリアは、
細胞に運ばれてきた食べ物の栄養素を細かく分解していって

「水素」を取り出し、
酸素と結合させて無毒化させていたのです。

 


食べ物の栄養素から「水素」を取り出す?

 

 

ピンとこないかもしれませんが、
この世の生き物は基本的に

「水素・酸素・炭素・窒素」

の4つの元素を材料にして体を作っています。

 


つまり、
どんな食べ物にも必ず「水素」は含まれている。

 


たとえば、
炭水化物は小腸でブドウ糖に分解されますが、
ブドウ糖は、
炭素・酸素・水素からできています。

 


ちゃんと水素が含まれていますが、
小腸などの消化管で分解できるのは分子レベルまでであり、
これをさらに細かい元素レベルにまで分解することはできません。

 

f:id:go-tokita:20161009100717g:plain


わざそこから水素を取り出すのは、
至難の業なのです。

 


そのため、
ミトコンドリアを取り込む以前の原始細胞は、
この難しい仕事には一切タッチせず、
もっとシンプルに、
摂取した有機物(ブドウ糖)を分解することで

活動エネルギーに変えていました。

 


この糖からエネルギーを生み出す行程は「解糖系」と呼ばれ、
いまでも私たちの細胞の1つ1つに備わっています。

 


解糖系工場で作られるエネルギーは、
糖が分割される際に出るもので、
それほどの量はありません。

 


せいぜい細胞分裂できるくらいの量です。

 


すぐにエネルギーが生み出せますから、
瞬発力が必要な場面ではこのエネルギーが有効ですが、
長期的に使い続けると体の各部に負担がかかり、
故障(=病気)が生じやすくなります。

 


進化して大型化した生物が、
ダイナミックな活動を維持するだけの大きなエネルギーを得るには、
ミ卜コンドリア工場」

をフル稼働させる必要があるのです。

 


では、
ミトコンドリア工場は、
どうやってエネルギーを作っているのでしょうか?

 

まるで疲れない!タフな体を手にするカギ

ミトコンドリアの工場が大規模なのは、
酸素処理の工程が複雑であることに加え、
利用している原料の違いも大きく関係しています。

 


糖のほか、
タンパク質や脂質など、
細胞に取り込んだ栄養素をすべて

エネルギーに変えられる高度な処理機能を持つからです。

 


まず、
ミトコンドリアに取り込まれた栄養素は

「TCA回路」という渦のなかをグルグルと回り、
様々な種類の有機酸に変化する過程で、
水素を含んだ「NADH」という物質が取り出されます。

 


このNADHが次の「電子伝達系」に運ばれると、
電子が取り出され、
5つほどある関所(複合体IlV)に次々と伝達されていきます。

 


食べ物に含まれていた水素は、
この電子が伝達される過程でようやく放出され、
細胞の内部に蓄積されます。

 

f:id:go-tokita:20161009100951g:plain

 


別経路で運ばれてきた

「酸素」が水素と結びついて水に変化するのは、
この電子伝達系の最後の局面です。

 


こうして懸案だった酸素処理がすんだあと、
たまった水素を利用することでエネルギーが生み出されます。

 


ミトコンドリアではこうした複雑なプロセスを経て、
解糖系で生み出されるエネルギーの、
じつに同倍ものエネルギーが生産されます。

 


エネルギーは、
ATP(アデノシン三リン酸)という電池に蓄えられ、
必要に応じて消費されていきますが、
解糖系は3個の電池(3分子)しかエネルギーが生み出せないのに対し、
ミトコンドリアが生み出す電池はじつにあ個(%分子)!

 

 

しかもミトコンドリア工場は、
一つの細胞のなかにかなりの数が存在しています。

 


平均300個、
場所によっては数千にも及びます。

 


要するに、
ミトコンドリアと合体することで細胞そのもの、
生命そのものが飛躍的に進化したわけです。

 


私たちの体を構成する細胞内では、
解糖系という

「小さなエネルギーを生み出す工場」と、
ミ卜コンドリアという

「大きなエネルギーを生み出す工場」の、
規模の異なる2つの工場が動き続けていますが、
莫大な活力が生み出せるのは、
ミトコンドリアのほうです。

 


そう、
このミトコンドリア工場をしっかり賢く活用すれば、
飛躍的にエネルギー代謝がアップするのです。

 


そうなれば、
たくさん食べなくても長時間動けるスタミナがつき、
疲れない体に変わり、
よりエネルギッシュに生きていけます。

 

f:id:go-tokita:20161009101323j:plain

 


心にも余裕が生まれ、
集中力だって、
思考力だって増すでしょう。

 


逆に、
ミトコンドリアがうまく使えないと、
せっかく摂取した栄養素がうまく活用できないため、
疲れやすく、
すぐにスタミナがなくなり、
糖尿病をはじめとする

生活習慣病やメ夕ボリツクシンドロームなどになる

リスクが高まります。

 


こうしたすばらしいミトコンドリア大工場を、
あなたは十分に使いこなせているでしょうか?

 

じつはそれを叶える秘訣も、
「植物の食べ方」にあるのです。

 

とにかく、ビタミンやミネラルが必要

 

ミトコンドリアの工場は

膨大なエネルギーを生み出せますが、
その工程はとても複雑です。

 


うまく稼働させていくためには注意点もありますし、
工場のメンテナンスもしていかなくてはなりません。

 


つまり、
ただ何でもいいから食べて、
呼開閉していれば

ミトコンドリア工場を

フル稼働させられるわけではないということ。

 


では、
何がポイントなのか?

 

 

ミトコンドリアの主なエネルギー源、
炭水化物や脂質をエネルギーに変えるには、
植物に含まれる

「ビタミン」「ミネラル」「ファイトケミカル」

などの

 


微量栄養素

 


が欠かせないのです。

 

注目の栄養素ファイトケミカルって?|植物のパワー|知ってトクする! 植物と乳酸菌のチカラ


日本人の主食、
コメを例に考えてみましょう。

 


コメの主成分は糖質(炭水化物)で、
この糖質は、
腸でブドウ糖に分解されて取り込まれます。

 


その取り込んだブドウ糖を

ミトコンドリアでエネルギーに変えるには、
工場のスタッフとしてビタミン乱が必要です。

 


ところが、
コメは精製して白米にすると

ビタミンB1が取り除かれてしまいますから、
ミ卜コンドリア工場は椋働しません。

 


だから白米だけをガツガツ食べていたら、
「解糖系」しか利用できないのです。

 


スイーツも同様です。

 


砂糖も小麦粉も精製されていて、
お菓子やケーキにはビタミンB1は

ほとんど含まれていません。

 


甘いものを食べるとすぐに元気になれるのは、
糖を分解するだけでエネルギーが作れる

「解糖系」が利用されるからです。

 


ただ、
少量のエネルギーしか生み出せないため、
すぐにお腹が減ってしまうのです。

 

 

「小さな工場」を使いすぎると糖尿病になる

「小さな工場」を使いすぎると糖尿病になる要するに、
小さな工場

「解糖系」

だけでエネルギーを生み出そうとするかぎり、
餓鬼のようにガツガツと

食べ続けなくてはならないのです。

 


でもこれでは体に負担がかかりますし、
結果的に心に余裕も生まれません。

 


よく知られているのは、
「血糖値」との関係でしょう。

 


精製した糖は小腸から一気に吸収されるため、
血糖値が一気に上がり、
常的に繰り返されると

血管に負担がかかってボロボロになっていきます。

 


血中の糟を細胞に届けるには、
すい臓から分泌されるインスリンというホルモンが必要であり、
高血糖状態が慢性的に続けば、
インスリンの分泌も過剰になり、
やがて、
すい臓にも負担がかかってきます。

 


こう見ていくと、
糖尿病と呼ばれる病気や、
その延長上にあるメ夕ボリツクシンドロームは、
「解糖系の使いすぎ」

に問題があると見えてきます。

 

f:id:go-tokita:20160621181659j:plain


逆に言えば、
ミトコンドリアさえしっかり働いていれば、
血液中の糖も十分に活用することができるということです。

 


そうなれば結果的に代謝が上がるため、
肥満やメ夕ボの問題が改善されやすくなるわけです。

 


代謝が盛んな若いころは、
すばやくエネルギーが生み出せる

「解糖系」にある程度はたよっても問題ありませんが、
年を取って代謝が落ちできたら、
エネルギー効率のいい

ミトコンドリアの工場を稼働させたほうが、
体に負担はかかりません。

 


それが健康長寿のカギと言えるのです。

 

 

f:id:go-tokita:20160619221857j:plain