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腸内細菌を増やす

腸内細菌を増やして身体を健康に。太る腸内細菌と太らない腸内細菌の差があることを知るとダイエットにも効果あり?今、腸内細菌が激熱なんです。あなたに合う腸内細菌を増やせば、自然とダイエット効果がある??

有毒物質をヘらす大豆オリゴ糖

大豆オリゴ糖食による

人の腸内フローラの変化を調べたとき、

腸内でつくられる有毒な物質が

どのように変化するかも

同時に調べてみました。

 


六人のなかで

二人が腐敗産物であるインドール

クレゾールの減少傾向がみられ、

また六人全体で

ビフィズス菌の数とインドール量を比較してみると、

両者の聞には逆相関がみられました。

 


つまり、

ビフィズス菌が腸内でふえると、

有毒物質であるインドール量がへるのです。

 


また、

このとき明らかに

ビフィズス菌がふえた四人の血圧を調べたところ、

血圧も低下する傾向がみられました。

 


このほかにもビフィズス菌が、

占えたときに腸内で

発ガン物質などをつくる酵素

(アゾ1レダクターゼ、βーグルクロニダーゼなど)や

アンモニアが減少したという報告もなされています。

 


これらの結果からみると、

大豆オリゴ糖は腸内のビフィズス菌のエサになって、

ビフィズス閣をふやすことにより、

腸内で有寄物質をつくっている

酵素の倒きを弱めていることがわかります。

 

いろいろあるオリゴ糖

ビフィズス菌増殖因子として

評側が高まっているオリゴ糖は、

大豆オリゴ糖のほかにもいくつか種類があります。


その特徴を簡単に紹介しておきます。


〔フラクトオリゴ糖

 

玉ねぎ、アスパラガス、

ごぼう、蜂蜜などに微量ふくまれています。

 


市販されているフラクトオリゴ糖

砂糖に酵素を作用させてつくられ、

甘味度は砂糖の約60パーセントとされています。

 


砂糟はグルコースとフラクトース

一分子ずつ結びついていますが、

これにフラクトシルトランスフエラーゼという酵素を作用させ、

ラクトースをさらに数個結びつけたものが

フラクトオリゴ糖です。

 


〔ガラクトオリゴ糖

 

大豆から抽出されるオリゴ糖

ガラクトオリゴ糖であることは前述しましたが、

そのほかに人の同乳や牛の初乳にふくまれる

ガラクトシルラクトースを主成分とする

ガラクトオリゴ糖があります。


市販されているこのガラクトオリゴ糖は、

高濃度礼糖液にこうじカビの

βーガラクトシダーゼ(ラクターゼ)を作用させてつくられ、

甘味度は砂惜の約40パーセントとされています。

 


構造は乳糖にガラクトース

1~4分子結びついていますこのほかに、

大豆オリゴ糖の成分でもある

ラフィノースを主成分とする

ガラクトオリゴ糖もあります。


これはビートのなかに比較的多くふくまれており、

ビート廃糠蜜より分離、精製されます。


甘味度は、砂糖の約80パーセントとされています。

 

〔イソマルトオリゴ糖

みそ、しようゆ、

清酒などに微量ふくまれています。

 


市販されているイソマルトオリゴ糖は、

ブドウ糖にクルコアミラーゼを作用させてつくられ、

甘味度は砂糖の約50パーセントとされています。

 


主成分はイソマル卜ース、パノースなどで、

構造はグルコースが116結合した糖が

2~3個集まってできています。

 


以上のほかに、

いままで理想的なビフィズス因子とされてきたのが、

ラク卜ース(乳糖) にアルカリを作用させて

化学的に異性化させたラクチュロースです。

 


現在でも緩下剤として広く利用されています。

 


第一章でもふれましたが、

残念なことにこのラクチュロースは、

ビフィズス閣をふやす一方で、

ウェルシュ菌などの

有害菌のエサにもなってしまうのです。

 


その点オリゴ糖

ビフィズス菌に優先的にエネルギー源となり、

他の有害菌のエサになりにくいため、

注目されることになったわけです。