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腸内細菌を増やす

腸内細菌を増やして身体を健康に。太る腸内細菌と太らない腸内細菌の差があることを知るとダイエットにも効果あり?今、腸内細菌が激熱なんです。あなたに合う腸内細菌を増やせば、自然とダイエット効果がある??

オリゴ糖が実は大事

それではビフィズス因子である大豆オリゴ糖が、

どれだけビフィズス菌をふやしているのでしょうか。


その利用状態について私たちが行なった実験でみてみましょう。
これは腸内菌を培養して、その発育状態を調べたものです。


このとき、

エネルギーとして使われたものは大豆オリゴ糖を精製して、

スタキオースとラフィノースの成分のみにした精製大豆オリゴ糖です。


その結果、

精製大豆オリゴ糖はビフィダムをのぞくロングム、

フレベ、インファンティス、

アドレスセンティスのどのビフィズス菌にも

非常によく利用されることがわかりました。

 


腸内の最優勢菌であるパクテロイデスの

一部の菌にも利用されますが、

その程度はビフィズス菌の比ではなく、

きわめて弱い利用度でした。

 


一方、有害菌であるクロストリジウムや大腸菌には、

ほとんど利用されていません。

 


この実験から精製大豆オリゴ糖

ビフィズス菌にだけ特別によく利用され、

他の菌には利用されにくいことがわかります。

 


次に私たちが大豆オリゴ糖を食べたとき、

腸内フローラがどのように変化するかを-調べてみました。

 


健康な成人男子六名に、

大豆オリゴ糖10グラム

(スタキオース、ラフィノース3グラムをふくむ)

と凍結乾燥したビフィズス菌を1日2回にわけて、

食事とともに三週間食べていただきました。

 


その後四週間後から、

今度は大豆オリゴ糖だけを

10グラムふくむ食事を食べていただき、

その聞に腸内フローラが

どのように変化するかを調べてみたのです。

 


その結果、次ページ図のように、

大豆オリゴ糖+ビフィズス菌の食事では

腸内フローラ全体にしめる百分率では

2.3倍に、大豆オリゴ糖食のときは2.2倍に、

腸内のビフィズス菌がふえ、

有害菌のパクテロイデスは明らかにへっていました。

 


健康な成人ですらこのような

ビフィズス菌の増殖効果がえられるのですから、

ビフィズス菌がもともと少ないと思われる

老人や常習便秘の人では、

もっと効果があるのではないかと考えられます。

 


実際に、

大豆オリゴ糖5グラム

(ラフィノース・スタキオース一・5グラムをふくむ)

ビフィズス菌を1~2週間、

毎日摂取したところ、

一週間の排便数が2.5回から4回に

ふえたという便秘改善報告もなされています。